検査で見つかりにくい「潜在性の病気」もあります


特有の症状がはっきりとみられなかったり、検査データにはあらわれない状態で病気が潜在し、そのためにだるさが起きていることもありますたとえば立ち仕事で脚がむくむ、だるくなるという人が、総合的に判断すると「潜在性心不全」だったということがあります。 血液を送り出す心臓の働きが弱いため、うっ血が生じやすくなるのです。 ほかに、血液検査では異常がないにもかかわらずl超音波で肝臓に脂肪が沈着した「脂肪肝」がみられる「潜在性肝障害」、脳から出る甲状腺刺激ホルモンに分泌不足が認められる「潜在性甲状腺機能低下症」・・・



慢性疲労症候群


強い疲労感やだるさが持続したり、繰り返し起こるもので、微熱やのどの痛み、筋肉痛などの症状があらわれます。睡眠を充分とったり仕事や家事を休んでも、数カ月から数年にわたって改善されず、うつ状態や不眠などにも悩まされることが少なくありません。   原因にはウイルス説などいくつか説がありますが、特定されていません。 症状には心身のストレスが関与するとされ、対処法としては、食事や睡眠、適度な運動など、規則正しい生活を送ることが大切。 治療では、薬の投与やカウンセリングなどの心理療法が行われます。



うつ病


「気分障害」といわれる心の病気の一種で、憂うつゃ理由のない不安、意欲や思考力の低下、閉じこもりなどの症状のほか、肩こりゃ頭痛、食欲不振といった身体症状もあらわれます。   活動力が落ち、全身の倦怠感(だるさ)があるのも特徴。不眠で明け方目が覚める、午前中はぐあいが悪く夕方から元気になる、なども典型的なあらわれ方。半年から1年で、うつ病特有の波(発病初期から悪化期、回復期まで)を持って経過します。   治療は抗うつ薬を中心に、心理療法も併用されます。



気分変調性障害


気分の落ち込みがほぼ一日じゅう続き、しかも半年から数年も同じような状態が持続する、心の病気。集中力や気力がなく、一貫して活動のレベルも落ち、なんとなくいつも体のだるさを覚えます。 うつ病の関連病とされていますが、うつ病の症状が―定の波を持って変化するのに対し、ほぼ同じような一本調子で、長期にわたって症状があらわれるのが特徴。治療には抗うつ薬などによる薬物療法のほか、心理療法も行われます。



自律神経失調症


精神的なストレスや急激な環境の変化によって、自律神経の働きにひずみが生じ、さまざまな不調が起こる病気。 活動の交感神経と休息の副交感神経のバランスがくずれ、スイッチがうまく切り替わらないために、全身のだるさを感じます。 治療は、各症状をやわらげる抗不安薬のほか、自律神経調整薬が処方されます。精神的な要因がかかわる場合は、心理療法(カウンセリングなど)も行われます。



睡眠障害


先進国の5人に1人が抱えているといわれる睡眠障害。 いろいろな症状がありますが、代表的な「不眠症」をはじめ、いずれもだるさを感じます。 ■不眠症 寝つきが悪い、夜中に何度も目覚める、夢ばかりみて寝た気がしない、明け方目が覚めて眠れないなど、不眠症にはいくつかのパターンがあります。ストレスや不安、体の痛みや尿意などで睡眠が充分とれない場合や、うつ病など心の病気で起こる場合など、原因もさまざま。睡眠不足からだるさを感じますし、眠れないという不安が強くなると、それが体や心の活動をさらに低下させ、だるさ・・・






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