先進国の5人に1人が抱えているといわれる睡眠障害。
いろいろな症状がありますが、代表的な「不眠症」をはじめ、いずれもだるさを感じます。
■不眠症
寝つきが悪い、夜中に何度も目覚める、夢ばかりみて寝た気がしない、明け方目が覚めて眠れないなど、不眠症にはいくつかのパターンがあります。ストレスや不安、体の痛みや尿意などで睡眠が充分とれない場合や、うつ病など心の病気で起こる場合など、原因もさまざま。睡眠不足からだるさを感じますし、眠れないという不安が強くなると、それが体や心の活動をさらに低下させ、だるさにつながります。

 

■通院症
夜の睡眠だけでなく、昼間に過度の眠けや睡眠がたびたび、あるいは長時間続く病気の総称。そのため仕事や運転ができないなど、日常生活にさまざまな問題や不都合が起こり、ボーッとしただるさを一日じゆう覚えます。睡眠薬・アルコールの過度な摂取やそれによる中毒、脳炎やうつ病など脳や心の病気でも起こりますし、「ナルコレプシー」とい
って、時と場所に関係なく昼間、強烈な眠けに突然襲われ、眠り込んでしまう病気もあります。いずれも原因となる病気に合わせた治療が必要。ナルコレプシーでは、おもに中枢神経刺激薬による治療が行われます。

 

■睡眠時無呼吸症候群
寝ているあいだに、知らずに呼吸が停止してしまう病気。7時間の睡眠中に、10秒以上の呼吸停止が30回以上起きる場合に診断されます。熟睡できないために昼間眠けを感じ、血中の酸素不足によってだるさも覚えます。ほぼ全員がいびきをかき、居眠り運転や事故など深刻な問題につながる心配も。原因には、肥満によって気道が狭くなり、閉塞して呼吸が止まるケースが多く、舌の肥大や鼻づまり、脳の中枢に原因があることも。治療は肥満解消の指導、特殊なマスクやマウスピースの装着、手術など。

 

■生体リズム障害
健康な人は、約1日を周期とする睡眠・覚醒の生体リズムを持っています。この体内時計のリズムがなんらかの理由でくずれ、心身の不調が起こる病気。自律神経による活動と休息のリズムも乱れるため、起きていてもスイッチが入らずボーッとだるくなります。原因としては体質、時差ぽけ、交代勤務による障害、不規則な夜型生活などが挙げられますi規則正しい生活を心がけたうえで、睡眠薬や抗不安薬などを服用します。






このページの先頭へ